始まりはスイス
Onは2010年、「ランニングの世界を変える」という大きな目標を掲げ、チューリッヒの一角でスタートした。それから10年、Onのシューズは、50ヶ国を超える国で700万人以上のランナーに履かれ、大切にされてきた。そして、その勢いはとどまることを知らない。
スイスのアルプスで生まれたOn。創設から今日まで、Onが目指す目標はただ一つ。ランニングセンセーションの革新。全ては、一つのアイデアに基づいている。それは、ソフトな着地と爆発的な蹴り出し。Onの言葉で言い換えるなら、「雲の上の走り」。
Onは2010年、「ランニングの世界を変える」という大きな目標を掲げ、チューリッヒの一角でスタートした。それから10年、Onのシューズは、50ヶ国を超える国で700万人以上のランナーに履かれ、大切にされてきた。そして、その勢いはとどまることを知らない。
元プロアスリート、オリヴィエ・ベルンハルド、その友人であるディビット・アレマンとキャスパー・コペッティの3人を集結させたのは、ランニングに対する情熱だけではなかった。3人共が、一つの革新的なアイディアを形にすることに打ち込んでいた。それが、彼らの歴史の原点だ。
デュアスロンで3度世界チャンピオンに輝き、何度もアイアンマンで勝利を収めたオリヴィエ・ベルンハルドは、プロ引退後、完璧なランニングセンセーションを実現できるシューズの研究に取り組んだ。その過程で、同じ志と新しいランニングシューズのアイデアを持つ、一人のスイス人エンジニアに出会った。2人は、ランニングの豊富な経験とエンジニアリングの専門的な知識を持ち寄り、数年かけてその先鋭的なアイディアを改良していった。
数えきれない程の試作品が作られた。その過程で、「ソフトな着地と爆発的な蹴り出し」という基本のコンセプトが揺らぐことは決してなかった。そして、このユニークなランニングセンセーションに惹きつけられて、スイスにやって来たのが、キャスパー・コペッティとディビット・アレマンだった。こうして出会った3人は、2010年1月、チューリッヒにてOnを創設。「スイスの最先端のテクノロジー技術を採用した商品を開発する」という彼らのミッションは、スピードアップをみせた。
それから1ヶ月後の2月。試作品が、スポーツのイノベーションにおいて最も重要な賞である、ISPOブランニューアワードを受賞。テストランナー達は、雲の上を走るような感覚の虜になった。そして同年7月、Onのシューズが初めて店舗に並んだ。
それから10年経った今、50ヶ国を超える国で、6500店以上の専門店が、Onのランニングシューズを取り扱っている。チューリッヒの本社に加え、アメリカ、日本、オーストラリア、ブラジルにも事業拠点を置く。 On製品は、デザインやテクノロジーを評価する、数々の国際的な賞を与えられた。そんなOnのフィニッシュラインはまだ先にある。
1月
デイビッド・アレマン、オリヴィエ・ベルンハルド、キャスパー・コペッティが、Onシューズの初代モデルをデザインする。ランニングの楽しさを追求し、会社を設立。
5月
スイス連邦チューリッヒ工科大学(ETH)が、Onのシューズを履いて走ったテストランナーのランニング中の脈拍数と血中乳酸値が著しく低かったことを示す研究論文を発表した。
4月
レース用シューズ、Cloudracer(クラウドレーサー)を発売。
10月
ウォールストリートジャーナル紙に、Onの革新的なランニングシューズを紹介する記事が掲載される。
1月
マーティン・ホフマンがCFOに、マーク・マウラーがCOOに就任。
3月
チューリッヒ本社に次いで、オレゴン州ポートランドにアメリカ支社を設立。
6月
スイス出身のトライアスリートで、オリンピックチャンピオンのニコラ・スピリグが、シューズをOnに履き替える。陸上競技アスリートへと転向し、スイスエンジニアリングの賜物であるクッショニング技術を活かして、より凝縮された走りをみせる。
11月
ベルギー出身のアスリート、フレデリック・ヴァン・リエルドがハワイ・コナのアイアンマン世界選手権で、新モデルCloudracer2014を着用し、見事に優勝。
3月
ランナーズワールド誌のアメリカ、イギリス、ドイツで最も注目すべきランニングシューズ20足に On がランクイン。
5月
世界展開を推進すべく、日本に事業拠点を設立。
11月
軽量で機敏ながら安定性に優れた Cloudflyer(クラウドフライヤー)の最新モデルをリリース。同時に、Cloudsurfer(クラウドサーファー)をリリース。オープン構造のクラウドにより、スピードアップをサポート。
2月
メキシコ人撮影監督エマニュエル・チヴォ・ルベツキが、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、『ゼロ・グラビティ』に続いて『レヴェナント 蘇えりし者』で3年連続アカデミー賞撮影賞を受賞。 受賞を記念したヴァラエティ誌の写真撮影では、お気に入りのシューズ、Cloudを着用。
6月
Couldventure(クラウドベンチャー)コレクションをリリースし、ランニングシューズのラインナップを拡大。Couldventure は、厳しい環境で優れたパフォーマンスを発揮する、軽量のトレイルランニングシューズ。特許技術CloudTec®クッショニングによるソフトな着地で、ダウンヒルもお手の物。
8月
2012年のロンドン オリンピックで金メダルを獲った4年後、ニコラ・スピリグが、2016年リオ オリンピック女子トライアスロンで銀メダルを獲得。
11月
Cloudflow(クラウドフロー)を発表。On史上最多の18個のクラウドが、推進力を生み出し、流れるような走りを実現。
1月
50ヶ国を超える国の3000店舗と共に新しい年をスタート。世界中で300万人のランナーが、Onのランニングシューズを着用。
7月
新しいレースシューズ、Cloudflash(クラウドフラッシュ、ISPO年間最優秀製品)とCloudrush(クラウドラッシュ)をリリースし、Onのパフォーマンスコアをアピール。
8月
英国ロンドンの世界陸上競技選手権大会にて、難民アスリートチームの選手が、彼らのために特別に開発された、Onのパフォーマンスランニングギアを着用。
4月
Cloudモデルをベースに設計された限定モデルのCloud Edgeが登場。ストリートスタイルにも映える濃淡グレイの3色仕様で新たなスタイルを提案。発売後、瞬く間に完売した。
5月
Onが初めて制作したドキュメンタリー映画「栄光の冠をかぶった男 – The Man with the Halo」を公開。アイアンマン世界選手権前日に事故で首を骨折し重傷を負った史上最速のアイアンマン、ティム・ドン選手が復活に至るまでを追った。
5月
マット・ハンソン(Matt Hanson)選手がアイアンマン北米世界選手権を7時間39分25秒でフィニッシュ。Onアスリート仲間のティム・ドン選手が前年に南米世界選手権で樹立した世界記録7時間40分23秒を更新しました。
6月
最先端技術を駆使したOnのCloudaceが登場:スピードを落とさずに究極のサポート性を実現。独ミュンヘンで開催された世界最大級のスポーツ見本市(ISPO)で金賞を受賞。24時間で 世界を駆け巡るリレーテストでも実証済みの、ランナーの切り札。
8月
防水仕様でも通気性はそのまま:On愛用者お気に入りの全天候対応型モデルが登場。都市部のロードラン、トレイルランなど、あらゆる状況で使用可能に。続々登場するウォータープルーフ・コレクションでいつでも、どこでも。
月9
On初のランニングソックスが登場。究極の雲の上を走りとハイパフォーマンスを実現。
オーストラリア、中国、ブラジルで新たに現地オフィスを開設。Onの「雲の上の走り」がさらに拡大。
11月
巧みなクッション性を持つCloudTec®を、粘りのあるラバーで覆ったMissiongrip™を搭載したことで、トレイルでの耐久性が増加。多様なトラクションパターンとスタッド構造を導入しダウンヒルも自由自在に。
1月
米国で最も有名なランニングチームの上位2チームで、Onのギアが採用されることに。USトップチームのOn ZAP EnduranceとMammoth Track Clubは、トレーニングとレースでOnのシューズとアパレルアイテムを使用しています。
2月
ランニングを根底から覆す、妥協ゼロのクッショニング「Helion™スーパーフォーム」が登場。 スイス生まれのHelion™は軽量かつ耐久性に優れ、大きな反発性と耐熱性を備えた、まさにロードランに必要な全てが詰まったスーパーフォームです。
CloudswiftはHelion™を初めて搭載したシューズ。同モデルは硬い路面を走るのに適しており、衝撃から足を保護します。靴下のように設計されたアッパーで、履き心地も抜群。都心部でのランニングに最適のモデルです。
月5
「Run Your Local Mountain(RYLM)」の第一回イベントを開催。180カ国から8万1000人を超えるランナーが集結し、週末だけで累積標高が2110万4426メートルに。当初の目標1000万メートルを遥かに超え、イベントは大成功を収めました。
月6
「雲の上を走り」を実現したこれまでのシューズとは異次元の、未体験ゾーンに突入。On史上初の2層式CloudTec®で、段階的に作用する革命的なクッショニングを搭載したCloudstratusが登場。最大のクッショニングと走行距離の倍増を実現するために設計。
月7
On初のハイキングブーツCloudrock Waterproof が登場。次世代のCloudventure PeakにもMissiongrip™を導入し、超軽量なトレイルレーシングシューズに高いグリップ性を実現しました。
月7
スイスアルプスはOnの起源。共同創業者である3人が初めてOnの起業プランを語り合ったのは、エンガディン地方をハイキング中のことでした。そこでOnは原点回帰の名のもと、エンガディン地方に期間限定のOn Mountain Hut(On山小屋)を建設。収容人数が2人の小さな山小屋ですが、完全に自立型のシステムを取り入れ、廃棄物を一切出さないようにデザインされました。また外観は反射性のある金属製で、アルプスの周辺にうまく溶け込むよう考えられています。
月
Cloudのアイコニックなシルエットは、バリスティック織りキャンバス生地が特徴的なCloud Dip、3DエンボスアッパーのCloud Beam、鮮やかなカラーブロッキングのCloud 70 | 30と共に進化を続けます。限定版Cloud Edgeのオリジナルモデルが進化して誕生したCloud Terryは、後発のCloud Edge Moonによってすぐ、On史上最速完売モデルの座を奪われました。月面着陸50周年を記念して発売された限定モデルCloud Edge Moonは、発売開始後15分で半分以上が売れました。
11月
共同起業家として、ロジャーは創設者やチームのパートナーとなります。彼は自身のユニークな体験を元に、商品開発、マーケティング、そして楽しさを生み出す仕事を、次のレベルに進めるためのサポートをします。加えて、Onの文化の大部分を占める、アスリート・スピリットを醸成するサポートをしてくれます。
現在
会社として日々成長し続けるOn。それは、ユニークなアイデアに溢れた、才能あるメンバーが揃うOnのチームも例外ではありません。「自分にぴったり」と感じたあなた。応募をお待ちしています。現在募集中の職種は、採用情報ページでご確認ください。