戻る

スポーツとビジネスの世界で未知の領域に挑む

プロのアスリートとして限界を押し広げること、経営者としてランニング産業を再定義すること ― On の共同創設者であるオリヴィエ・ベルンハルドが、経験者の視点から「未知の領域」に足を踏み入れることについて語りました。限界に挑むとは一体どういうことなのでしょう。

On のアスリート、ハビエル・ゴメスにとって未知の領域だったアイアンマン世界選手権。彼が挑戦を決めたとき、挑戦に必要なものについて精神面と身体面の両方から語ってくれたのは、ゴメスの婚約者と彼のコーチでした。今回、話を聞いたのは、これまでいくつものアイアンマン大会やデュアスロン世界選手権で勝利を飾ったアスリートで、同時にOnの共同創設者でもあるオリヴィエ・ベルンハルド。未知の領域に踏み込むとはどういうことなのかを、経験者の視点から答えました。 

 

On のトライアスリートであるハビエル・ゴメスが、アイアンマンディスタンスという未知の領域への挑戦を決めました。あなたも過去に、スポーツアスリートとして新しい距離に挑んでいますが、そのような大きな一歩を踏み出すときは何を考慮すべきですか?

自分の限界がどこにあるかを見つけ出すこと。アスリートレベルの場合はこれに全てがかかっています。それが距離である人もいれば、スピードである人もいるし、高さの人もいます。重要なのは、より長い距離を走るにはより強い精神力が必要だということです。一人で走ると、自身と対話する時間を多く持つことができます。自身に問いかける全ての厄介な質問に答えられないようなら、ゴールするのではなく、ホテルの部屋へ戻って終わることになるでしょう。

 

ゴメスは、経験から得た知恵と冷静さと、己の内にある挑戦心の2つのバランスを取ることに努めています。その気持ちに共感する部分はありますか?  

内に秘めた力を全て引き出すためには、その2つ面の完璧なバランスを、レースの最初から最後まで保ち続けることが必要です。ロングディスタンスであまりにも早くから大胆不敵に挑み、早い段階で疲れ切ってしまうのは致命的かもしれません。ただその一方で、過去のレースや成績から得たことを考えすぎると、潜在能力を出し切ることができなくなってしまったり、その瞬間にコースで起きていることに注意を払えなくなってしまったりする可能性があります。  


 

あなたはアスリートとしてだけでなく、Onの共同創設者としても未知の領域に足を踏み入れました。ビジネスの世界に踏み込むことは、アスリートとして新たな挑戦に取り組むことと比べてどうでしたか?

実際には、ほとんど違いはありませんでした。夢があって、それをどう実現するかという構想を立てて、実行する。ビジネスを始めることは、すごく高い山を登るのと同じように捉えることができます。コツは、頂上がまだそこにあるのかを確かめようと見上げたりせずに、一歩ずつ進むことです。山の頂上(あなたの夢)がどこにも行かないということは分かりきったことです。ここで必要なのは、忍耐力と適切な人材を確保することです。


 

Onの仕事に関しては、私は今でもほとんどのことをアスリートのような考え方で捉えています。良いことが本当にうまくいくためには時間が必要です。そして、いろんな方向でバランスが取れていないと成功しません。

Cloudflow
距離を延ばしながらペースを上げ続けたいときに頼れるシューズ。 ゴメスはトレーニング用とレース用の両方にクラウドフローを選びました。
ゴメスのシューズを見る

新しい挑戦に取り組むためのやる気はどこから沸き起こるのですか?

私はただ挑戦することが好きなんです。それがなかったら、私はすぐに退屈してしまうでしょう。挑戦は成功を具現化するだけではなく、短所も暴きます。 


 

あなたは、数えきれないほどのアスリートたちと出会い、時代を共にし、協力し合ってきました。挑戦が困難を極めても、特定の選手が成功を手にできるのはなぜですか? 

最も成功するアスリートたちは、自分の能力を疑いません。彼らは冷静を保ち、計画通りに物事が進まなかった場合、どう対応すればいいのかをはっきりと分かっています。


 

これからそれぞれの「未知の領域」に足を踏み入れようとしている人たちへ何かアドバイスはありますか?

恐れず、夢を追いましょう。自分を信じましょう。 


 

伝説的アスリート、ハビエル・ゴメスのコナ大会に向けた準備期間中のストーリーはこちらから。 

Onのニュースレターに登録して、アイアンマンディスタンスという未知の領域へ踏み込んだハビエル・ゴメスやOnについての最新情報を一早く手に入れませんか。