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エンガディンを満喫する ローカルのおすすめ

ロマーノ・サリス(Romano Salis)さんは、サンモリッツ(St Moritz)近くのポントレジーナ(Pontresina)で育ちました。標高1805メートルに位置するエンガディンの山の中の小さな村は、Onの山小屋(On Mountain Hut)からぴったり5時間のハイキングで辿り着けます。

 

義務教育を終えたあと、サリスさんはレンガ職人としての職業訓練コースを取り、国民の義務である兵役に就きました。この間もずっと変わることがなかったのは、若い頃から慣れ親しんでいたスイスアルプスを訪れ、そこで時間を過ごすこと。男の子を山から連れ出すことはできますが、男の子の頭の中から山を取り出すことはできないようですね。

現在、サリスさんは山岳ガイド、そして猟場番人として働いています。ここにある写真からもわかるように、写真を撮る腕前もなかなかです。サリスさんが持つエンガディン地方での豊富な経験を考えると、彼ほどこの素晴らしい土地の素質を良く知る人はいないでしょう。彼はエンガディン地方をどう楽しむかをテーマにしたブログ記事も書いています。

 

 

自然を受け入れる 

この土地で成長することは素晴らしいことです。見渡す限り膨大な遊び場があるからです。エンガディン地方で特に気に入っているのは、標高が高いところに位置しているので、すぐに平地にある木々の高さを超えて行けることです。訪れるに値する湖もたくさんあります。エンガディン地方にある湖の中で最大級で、上方に位置するシルス湖(Silsersee)は特に良いです。湖は地形を独特に見せます。印象的な花こう岩山と共に、神秘的なムードが加わります。多種多様な動植物のいる、非常に野生の豊かな場所でもあります。

 

 

未知の探求 

ほとんどすべての山には道があるので、至る所に素晴らしい散歩道が存在します。観光客が訪れないトラックもたくさんあるので、脇道を行っても良いでしょう。ここには独りになれる、静かなトレイルに溢れています。 山は必ずしもやさしいわけではなく、想像するよりもずっと厳しい存在ですが、山の中を歩いたり走ったりすれば、きっと良い経験ができるでしょう。

オープンフィールドと森林地帯が広がるフェックス谷(Val Fex)には、その土地の持つ独自の特徴に加え、たくさんの美しい見晴らしの良いスポットや湖が点在します。あまり知られている場所ではありませんが、だからこそハイキングで独りの時間を満喫できる、本当に良い場所です。ロゼッチ谷(Val Roseg)とフオルラ・ズルレイ(Fuorcla Surlej)は、ヴェルニーナ山(Bernina Massive)を最も美しい場所から拝むにはうってつけの場所です。チアーバ(Tschierva)とコアズ(Coaz)の小屋を訪れるのも価値があり、それほど難しくありません。ユリアーパス(Julier Pass)を見下ろすユリア山(Piz Julier)からは、頂上で360°の素晴らしいパノラマビューが楽しめますが、立ち上がるのが大変です。

 

 

アットホームな場所

On山小屋のロケーションは最高です。遠くに行かなくても、簡単に散歩に出かけたり走ったりできます。ルングヒン湖(Lake Lunghin)の素晴らしい景色を眺めることができ、山々に囲まれています。黒海、北海、地中海につながるユニークな集水域、パス・ルングヒン(Pass Lunghin)にも間近にあります。まさに訪れるには最高の場所です。

  

 

太陽を追いかける

夏はエンガディン地方を訪れるのに絶好の時期です。なぜなら、太陽が山を活性化させるほか、ドラマチックな雪景色も楽しめますから!たまに少し暑くなったりするので、しっかりと身体を保護できる装備は持って行きましょう。それから、涼みたければ湖で泳ぎを楽しむことだって可能です。おすすめは日の出。日の出を拝むために非常に早起きしなければなりませんが、それだけの価値はあります。

 

 

 

カメラを持参する 

写真は時を瞬時に凍らせることができる、と私は思っています。ここエンガディンには、とてもたくさんの素晴らしい瞬間があります。四季があり、一年を通してそれをはっきりと感じることができます。ここではすべてが少し普通と異なっているので、このことがより写真を素晴らしいものにしています。私はカメラをいつも、肌身離さず持っています。 山岳ガイドとしての仕事は、私がカメラで捉えたい多くの素晴らしい瞬間を、人々が経験するお手伝いですね。

私はエンガディン地方のことは詳しいですが、発見すべき新しいことはいつだってあります。

 

 

 

※この記事に掲載した写真はロマーノ・サリスさんの許可を得たものです。

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