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新学期を前にOnマウンテンハットで充電

常に新しい体験を求め型破りな道を行く面々が集まる、仏アウトドアカルチャー誌「Les Others」。その一行がゲスト用ブログに投稿した記事で、先ごろ行ったOnマウンテンハット(山小屋)への旅を素晴らしい写真の数々と共に共有しました。

 

夏は、あっという間に過ぎ去っていきました。人々で賑わうテラスで、グラスを片手に楽しむ夏の日々は瞬く間に過ぎ、もう仕事や学校へ急ぐ日々が始まってしまいました。でも私たちは秋への移ろいを感じ始める前にもう一度だけ、大自然の中で最後の休息の時間を満喫したいと思ったのです。

 

絶妙なタイミングでOnの仲間たちからの誘いがありました。私たちは昨年、越境長距離トレイル「ヴィアアルピナ(Via Alpina)」のスイス国内ルートに挑戦しました。だから今年は距離に挑戦するのではなく、Onマウンテンハットという特別な場所で、ちょっとした山籠もり生活を体験したいと思ったのです。

 

On発祥の地であるサン・モリッツ近くのマローヤという小さな村にある山小屋は、そこを管理するチームのメンバーがデザインし、スイスの隣人が独自のノウハウで実現させました。そこは普段の生活に戻る前に、新鮮な空気を満喫することができる、理想的な場所でした。

    

原点回帰:Onマウンテンハット
スイスアルプス生まれのOn。Onは今夏、地球上でも指折りの、美しく、挑戦的で、豊かな経験をもたらしてくれるあの場所へ原点回帰します。
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マローヤは、スイス東部グラウビュンデン州の中心部に位置します。赤い車体が特徴的なレーティッシュ鉄道に乗ったあと、電車が鉄橋を渡って山岳高地を登っていくようすを車窓に鼻先を押し当てながら眺めていたのは私です。電車はもちろん、1分も遅れることなく到着しました。

 

私たちの旅は雨が絶え間なく降る中、始まりました。ただ奇跡的に、登山を始める前に雨がやみました。私たちの豪華な山小屋ホテルまで、2時間の登山をしなければなりません。空気は新鮮で、足もすぐに温まってきました。私たちの足音以外は何も聞こえません。ただ、新鮮な空気を吸い込みます。

  

  

そしてついに、山小屋が見えました。いやそれとも――これはミラージュでしょうか?外壁が金属で出来ている山小屋は、すっかりまわりの風景に溶け込んでいました。ここで使われている素材は、すべてリサイクルすることができるうえ、電気はソーラーパネルで発電しています。そしてこの山小屋は、シーズン終了とともにすべて、跡形もなく撤去されます。小屋の中に設置された薪のストーブと大きなガラス窓を見て、山頂を眺めながらひっそりと親密に過ごす夜に期待が高まりました。

  

新たな我が家に腰を落ち着ける間もなく、私たちは山小屋周辺の散策に出かけました。黒海、地中海、北海の分水嶺もあるこの山脈は、言わば「ヨーロッパの屋根」のような役割を果たしています。渓谷沿いに沿って走っていくと、窪地にはスイスの村々の鐘楼が見えました。反対側には広大な氷河が広がり、その先にはターコイズブルーの巨大な湖が続いています。この風景を眺めていると、まるで雲の上を走っているような感覚に陥ります。

  

 

岩肌の山頂に囲まれて、下り坂を駆け下ります。夢中になった私たちは、まだ濡れて滑りやすい岩肌や清々しい万年雪の雪原を、スピードを上げて駆け抜けました。壮大な風景が次々と現れます。数頭の牛が、それまであった静寂を打ち破るように通り過ぎていく私たちをじっと見ています。――牛さん、心配はいりません。私たちはただ通りぬけるだけです。

 

山小屋へ戻る頃には、夏の終わりのひんやりとした空気のせいで、手の感覚は麻痺していました。すばらしい景色を一望しながら、美味しいスープで身体を温めました。薪ストーブでは、パチパチと火がはぜています。そろそろチーズと美味しいスイスワインに舌鼓を打つ時間です。外では雨がふり出し、私たちは安心して眠ることのできる、この山小屋の居心地の良さをさらに実感しました。

 

翌朝早くに目を覚ますと、大きな窓の外に、格別美しい景色が広がっていました。これ以上すばらしい目覚めがあるでしょうか!山頂にはすでに光が差していて、一日中晴天が続くことを予感させてくれました。あとはシューレースを結んで、再びレースの足どりで、新たな冒険へと出発するだけです。

 

山小屋での滞在中、私たちはクラウドベンチャーピーク(Cloudventure Peak)を使用し、Onの最新アパレルウェアAnorakを着て快適に走ることができました。

  

 

         

 

※この記事はLes Othersのオンラインサイトで配信されました。

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