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オリヴィエ・ベルンハルトがアルプスで生み出したイノベーション

アイアンマンチャンピオンが水まき用ホースで実験を行い、アルプスの山を仲間とハイキングしてランニングシューズ業界に革命を起こす――。Onの共同創設者の1人、オリヴィエ・ベルンハルトは常に山と関わりを持ち続けてきました。アルプスの山を背に、オリヴィエはこう話します。「山との強いつながりはずっと変わらない」。

 

エリートアスリートだったオリヴィエ・ベルンハルトはよく、トレーニングで自身の限界を試したいときは山へと向かいました。タフな地形、予想外の障害、変わりやすい天気は、トラックやロードでのランニングでは経験できない試練を与えてくれました。それらを潜り抜けることができたからこそ、オリヴィエはデュアスロン世界選手権を3度制覇、アイアンマン大会でいくつもの勝利を飾りました。

 

限界に挑むときに山へと向かうのは、今でも変わっていません。違うのは、試すものです。オリヴィエは今、Onの開発チームと一緒に開発した、パフォーマンスシューズやパフォーマンスアパレルを身に着けて山へと向かいます。アルプスの山で合格しないものは、市場でも受け入れられません。

   

  「Onのストーリーにおいて、山の存在は欠かせません。Onはまだ若い会社ですが、今の私たちがあるのは山と、山からのインスピレーションのおかげです」とベルンハルトはインタビューに答えます。 

 

  「山はOnが開発したプロダクトの評価を行うのに理想的な場所です。山は大きな試練がたくさんあるので、いつも創意工夫を凝らす必要があります。そうして自然とものごとを再考し、既存の限界を定義し直すことになります」

 

「シューズの開発者としての私が作ってきたものに、山が大きく影響しているのは確実ですね」

   

 

ホースとハイキング

  

プロとしての競技生活を引退した後、オリヴィエは完璧なランニングセンセーションを生むシューズの追求に力を注ぎました。山上で水まき用のホースをカットし、それを自身のシューズのソールに貼り付けて研究を始めました。

 

原始的な方法ですが、Onの革新的なシューズが生まれたのは、そのアイデアがあったからこそ。

 

確固たる信念を抱き、オリヴィエは理想のシューズを追い求め続けました。数え切れないほどの試作品を作り、履き心地を試す毎日が続きました。いつも問題になったのは、クッション性のある着地と強い蹴り出しを同時に実現することでした。そしてこのアイデアを形にするために手を差し伸べたのが、オリヴィエの友人であり共同創設者であるキャスパー・コペッティとデイビッド・アレマンでした。 

 

3人は山でハイキングをしながら、Onの最初となるビジネスプランを立て始めました。そして2010年1月、Onが正式に設立されました。

  

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アルプスから世界へ

 

それからというもの、すべては着々と進んでいきました。Onのテクノロジーは急成長を果たし、Onのシューズを履いたアスリートたちは次々と新記録を樹立。Onのシューズで表彰台に上がるようになりました。そして今、世界中で500万人以上の人がOnのシューズ愛用しています。ランニング革命は間違いなく「On(オン)」の状態だといえるでしょう。

 

Onはプロダクトやサービスを向上させるため、常に革新的な方法を模索しています。そして、どんなときも原動力となるのは「山」。オリヴィエはそう言葉を強めます。 

 

そこでOnは今夏、アルプスへの愛と革新的デザインの象徴として、エンガディン地方にOn山小屋(On Mountain Hut)を建てました。これは偉大な山への謝意と尊敬の念を示すと同時に、Onの起源へのトリビュートにもなりました。 

 

この2人用の山小屋は、自然に配慮した環境に優しい建材で作られています。エネルギー供給には太陽電池パネルを使用。自身の原点に立ち返るため、また自然に帰るため、不要なものは一切取り入れずに必要なすべてを備えられるよう、最大限の削減をして気が散らない環境を実現しました。 

 

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  「山に登るたび、原点に戻るような感覚になります。それをもとに、私たちはOnの山小屋のコンセプトを考えました」とオリヴィエは話します。

 

「私たちは、原点に戻るという感覚を、それを満喫したり経験したりできない人たちとどうすれば共有できるのかを考えていました。いわば、世界とシェアする方法です」

 

「山はいつもインスピレーションを与えてくれます。会社、そして私個人だけでなく、Onのプロダクトも山から大きな影響を受けています。この先もそれが変わることはありません」

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