スイスアルプスなど山岳地帯を走ったことがある人なら、天候次第でランニングの難易度が上がることをご存じでしょう。しかし、どんな天候でも、どんなミッションでも、オフロードランナーに必要なのは、踏み出しの1歩から最後の1歩まで快適さとプロテクションを保証してくれるシューズです。
そこで私たちは、元祖トレイルランニングシューズの第3世代となる、まったく新しいCloudventureを開発しました。トレイルで圧倒的なパフォーマンスを発揮する従来の性能はそのままに、通気性がありながらも完全防水・防風のアッパーを融合させた1足です。濡れた路面でもワイルドに走れます。
新型Cloudventure Waterproofは非防水モデルと同様、優れたクッション性と快適性、そしてテクニカルなトレイルにも対応できる確かなグリップ力を備えたシューズ。Cloudventure Waterproofなら天候に左右されることなく、山の急勾配な坂でも、谷へと流れるように続く道でも、ジェットコースターのように起伏に富んだ海岸沿いの道でも、ダウンヒルを楽しめます。
また、新しいCloudventure Waterproofにはリサイクル素材を最大25%(ポリエステルに関しては65%が再生ポリエステル)を使用。環境負荷を軽減しながら、全天候型のトレイルパフォーマンスを次のレベルへと引き上げました。
Cloudventureの開発を担当したOnフットウェア開発部門のオリバー・ウィットワースは開発時の課題についてこう話します。「防水モデルは通常、非防水モデルよりも重く、剛性が高くなります。そのため、防水性を確実に持たせる一方で、いかに軽量性と柔軟性を維持しつつ、非防水モデルのCloudventureと同様に快適なフィット感を確保するかが課題でした」
どんなトレイルでも、どんな天気でも
過酷な気候条件でも機能するよう設計された新型Cloudventure Waterproofには、これまでで最も薄く、最も透湿性の高いメンブレンを採用。超軽量で防水性もあります。素材には再生ポリウレタンを20%使用しました。柔軟性、しなやかさ、快適性を損なうことなく水や風を遮断します。また、どんなタフな地形にも対応できるよう、外側に軽量のTPU補強を360度施してプロテクション性能を強化しました。
さらに、環境負荷の削減というミッションを実現するため、アッパー全体に再生ポリエステルを約60%使用しました。