テクニカルな山道を登ったり、急勾配で滑りやすい斜面を駆け下りたり、岩場の多い海岸線をクルーズするように走ったり――。新しいCloudventureは、そんな場面でテンポの良い、正確な走りを提供するオフロード向けのシューズです。
パフォーマンスに焦点を当てた第3世代の今モデルは、スピーディーで軽量、かつ優れたプロテクション性能を発揮。山頂まで楽々と登れる技術とトラクション、ダウンヒルを制覇するためのクッション性、谷底を進むための快適性と応答性を備えています。
また、新しいCloudventureはリサイクル素材を最大20%使用。トレイルでのパフォーマンスを強化するだけでなく、環境への負荷を減らした設計となっています。
Cloudventureを担当したOnフットウェア開発者のオリバー・ウィットワースは、「第3世代のCloudventureを開発する上で課題となったのは、いかにしてトレイルランニングシューズのパフォーマンス性能をより良くするか、ということでした」と言います。「そこで考えたのが、柔軟性と自由な動き、地面との一体感が続くライド感、長い距離を走るのに十分なクッション性とサポート力を備えたシューズでした」
Cloudventureは、快適なクッショニング、信頼の置けるプロテクション性能、優れた接地感をバランス良く備えています。短~中距離用の軽量トレイルランニングシューズをお求めの方にお勧めです。
何にでもフィットするアッパー
今モデルの1つ目の変更点は、アッパーです。Onのトレードマークである軽量性、通気性、快適性、持続するフィット感はそのままに、どんなコンディションでも今まで以上に優れたプロテクション性能を発揮するよう設計しました。今モデルでは、2層構造のエンジニアードメッシュに代わり、シングルアッパーのような外観の2つのラミネート素材を採用。プロテクション性能と耐久性のあるバリアで足をぴったり包み込み、砂や土など行く手の邪魔になるものから足元を守ります。
「前世代モデルのようなエアメッシュを使うのではなく、アッパー素材を閉じてリップストップ生地に近いものを作りました。プロテクション性能を全面的にもたらし、アッパーの破れや穴あきを防ぎます」(ウィットワース)
柔軟性に優れた独自のシュータンウィングを加えて、足元の安定性を強化。ウィングが中足部を包み込んで足を固定し、シューズ内での足のずれを防ぎます。
また、外側を360度覆う軽量のTPU補強は、岩や木の根などトレイルの障害物を踏んだ時に足にかかる衝撃を和らげます。