Ch Tadesse Abraham

エリトリアの小さな村で、農家の息子として生まれたタデッセ・アブラハム選手。1998年、乗っていた自転車が壊れてしまったのをきっかけに走り始めました。その後、目覚ましい成長を遂げたアブラハム選手は5年後の2003年に初めての国際大会「世界クロスカントリー選手権大会」に出場。2014年にはスイス国籍を取得し、現在は国内最速のマラソンランナーとして活躍中です。

 

スイスのマラソン記録保持者

タデッセは2022年のチューリヒマラソンで、スイス記録更新となる2時間6分38秒をたたき出して優勝。6年前に韓国・ソウルで出した自己最高記録2時間6分40秒を2秒縮めました。あと数カ月で40歳を迎える中での新記録。彼の辞書に「衰え」という言葉はないようです。

 

 

Q&A:タデッセ・アブラハム選手

 

ランニングを始めたきっかけは?

私は元々サイクリストで、子供の頃は自転車競技でプロになるのが夢でした。でも、トレーニング中に事故で自転車が壊れてしまい、徒歩で通学しなければならなくなりました。それでランニングを始めました。

 

トレーニングする気にならない時に、どうやってやる気を起こしますか

他のアスリートも皆、やる気が出ない時にも起き上がってトレーニングに行っています。そのことを考えると、自分も起き上がることができます。次のレースで彼らと会うことになるし、負けたくないですからね。

 

もう一度体験したいレースについて教えてください。

スポーツは人を団結させます。良いことも悪いことも、感情がすべてです。アスリートとして特権を享受できることもありますが、それが重荷になることもあります。それでも私は、アスリートであることに常に喜びを感じています。7位に入賞した2016年リオ五輪のマラソン、それと、2016年のヨーロッパ選手権で金メダルを勝ち取ったハーフマラソン、この2つのレースをもう一度体験してみたいですね!

 

栄養管理を重視していますか?過酷なランニングの後には何を食べますか

あらゆるアスリートにとって栄養管理は重要ですし、私も日頃から気をつけています。厳しいトレーニングの後は、パスタを食べるのが好きです。

 

トレーニングの後、すばやく回復するための一番の秘訣は?

食事と睡眠です。

 

あなたにとっての「チーム」とは誰ですか?

私の家族、チーム・テ―ド(メンバーはフラビオ、マルコ、ウルス、カリン、リザ)、ウスター陸上競技部「LC Uster」、私のファンクラブです。そして新たにOnファミリーも加わりました!

 

 

ランニングの他に情熱を注いでいることは?

サイクリングをしたり、家族や友人と時間を過ごしたりすることです。マラソンの後はリカバリーの一環として自転車に乗ったりします。友人と一緒にできたら最高です!

 

お気に入りのOnのギアは?

Cloudboomを気に入っています。それを履いてレースに出るのが待ちきれません。Weather Jacketも愛用しています。軽くて着心地が良いのに、雨からしっかり守ってくれます。

 

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最後に、なぜOnなのですか?

私もOnもスイスと深いつながりがあり、国際的な舞台で果敢に挑むという共通点があるからです。それから、オリヴィエ(On共同創業者)に会う機会があったことも理由の1つです。彼は私と同じアスリート。同じ情熱と価値観を分かち合っています。私はアスリートになれたこと、そしてOnのアンバサダーになれたことをとても誇りに思っています。

 

Zurich Marathon image credit: @athle.ch and @simonalmers