米国五輪代表入りが決まったとき、クレッカー選手はOACの「並外れた」精神を称え、こう断言しました。「自分が最後のオリンピック出場者になることはないでしょう」
クレッカー選手は2020年8月に立ち上がったOACの創設メンバーです。オレゴン州ユージーンのヘイワード・フィールドで行われた10000mの選考会で、27分54秒90で3位になり、見事、東京五輪行きの切符を手にしました。ゴール後は、OACのチームメイトのジョーディ・ビーミッシュ、カルロス・ビリャレアル、オリバー・ホーアの3選手に迎えられ、祝福を受けました。
「練習中のコミュニケーションが、オリンピック代表を目指す各選手の大きな刺激になっています」
「そこにたどり着くまでの歩みは皆それぞれ違います。語ることはいくらでも出来ますが、実際に代表入りを果たすのはとても難しいことです。そこに到達するのは本当に特別なこと。(代表入りが決まったことで)OACに大きな弾みがつくことでしょう。(OACから)五輪入りを果たすのが自分で最後になるとは思いません」