「ランニングの素晴らしいところは、どこでもできること。必要なのは、良いシューズと快適なウェアだけ」
- ハビエル・ゴメス・ノヤ
ノヤ選手は ITU世界トライアスロン選手権で5回、アイアンマン70.3で2回チャンピオンに輝き、史上最高の耐久アスリートの一人として広く知られています。アドバイスは無視できませんね。
ただ、そうしてアドバイスに耳を傾けていても、「良いシューズ」を見つけることは、想像以上に難しいときもあります。シューズには例えば重さ、快適さ、耐久性、クッション性、グリップ力など、走りに影響を与える機能がたくさんあります。また、非常に多くの異なるモデルの中から選び出すので、自分にベストな一足がどれなのかはわかりにくいかもしれません。それに加えて個々の体の構造やパフォーマンス、そして好みの違いもあるとなると、問題は一層複雑化します。
残念なことにほとんどのシューズは、店で試し履きをするときはぴったりとフィットし、快適に感じられます。そして最初のランニングを始めてわずか20分で、選んだ一足が自分に向いてないかもしれないことに気付き始めるのです。だからこそマラソンを走るとなると、正しい一足を選ぶ大切さはさらに重みを増します。間違ったシューズを履いて42.195 kmを走りたいと思う人はいませんよね。